無料のiPhoneアプリ(Evernote×Genius scan)を利用して名刺管理をする方法(後編)
いよいよ王道(ベタ?)のEvernote編へ
前回はGenius scanを利用して名刺をEvernoteにアップロードする方法をご紹介しました。
無料のiPhoneアプリ(Evernote×Genius scan)を利用して名刺管理をする方法(前編)
今回はいよいよEvernoteの操作に移ります。
Evernoteのアカウントの取り方、基本操作などは拙ブログなどが解説するまでもなく、系統だった解説サイトがありますのでそちらをご覧ください。下にいくつか挙げておきますね。
Evernote 使い方解説一覧 - できるネット+(できるネットプラス)
今やEvernote界のスターダムにのし上がったGoryugo( @goryugo )さんのブログはこちら。
以下は前回の操作終了後、PCでEvernoteを開いたところの画像。
タグ管理かノートブック(スタック)管理かという深い問題はありますが(個人的には「ノートはタグで管理する派」です)、とりあえず「名刺」というノートブックに入れています。
タイトルの部分はシンプルに会社名と名前だけを入れるのがおすすめ。
Evernoteの魅力はタグにあり!(断言)
ここで機能的にタグをつけていくと後々の参照がものすごく楽になります。
「役職」「関係性」など系統的であればいくつ付けても可。逆になんでも付けられるからと言って無秩序に付けてもあまり意味がありません。
管理人が実際に付けているタグは「編集」「営業」「前任者」「現担当者」「著者・ライター」「偉い人」(w)など、名刺専用のものを全部で10種類ほど。
加えて具体的なプロジェクト名のタグを作るとさらに便利。例えば”セミナーを開催する”というプロジェクトがあったとすると、講演する人、会場関係者、合同開催者、チラシ作成会社、機材の納入会社、関連商品販売会社など関係する全ての人の名刺に「セミナー」(あるいは「○○セミナー@△△_201202」とより詳細にしても効果的)というタグをつけます。
いくつかフェイクの名刺を整理したのが下の画像
名刺の管理といえば、「社名の50音順に並べて専用ファイルに整理」という方法がオーソドックスでしょうが、Evernoteの検索機能とタグを利用すれば必要な名刺がさくっと取り出せてストレスレスになること請け合い。
高機能過ぎて敬遠される向きの無きにしもあらずのEvernoteですが、この名刺管理だけでもEvernoteを活用する意義はあると思います。
おまけ
ビジネス上でお互いの名前と連絡先をやり取りするのに、まだまだ名刺交換という方法はすたれる気配はありませんが、何も「名刺」という紙媒体にこだわる必要はありません。
実は「取引相手の名前と連絡先」という必要かつ十分な情報を、しかもデジタルで入手できる方法があります。
それは「メールのフッター」。
名刺交換の有無に関わらず、ビジネス上でメールを利用してやりとりした相手のメールのフッターを簡単にコピペして上述の通り、Evernoteにぶっこめば、これ以上簡単な管理方法はありません。こちらも是非お試しください。