アナログとデジタルの隘路に

出版業界(の片隅)の人です。主に(紙の)書籍と電子書籍、および興味のあるデジタル周りについて書きます。twitterアカウント @haru_taroh

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【読んだ】社会人野球の悲哀と爽快な逆転劇を描いた『ルーズヴェルト・ゲーム』

拙ブログでは初めてとなる小説(ストーリー性のあるフィクション)の紹介。 自分の読書傾向を顧みると、最近はめっきり小説や文芸を読む機会が減りました。 その最大の原因は、やはり「仕事上で読まなければならない本を読むことで精いっぱい」ということに…

”雑誌オブ雑誌”『文藝春秋』の電子版配信開始!

ちょっと気づくのが遅れましたが、『文藝春秋』4月号から国内向けの電子版の配信が始まりました。 http://gekkan.bunshun.jp/articles/-/315 対応するプラットフォームは2つ。 まずは紀伊國屋書店が運営するBookwebPlusおよびKinoppy 紀伊國屋書店Kinoppy K…

【読んだ】成功も失敗もすべて「偶然」の結果?/早川書房『偶然の科学』

グレーを基調としたシンプルな装丁に、帯には アップルの復活劇には、ジョブズが偉大だったこととは必ずしも関係がない。 なぜ「あんな本」がベストセラーになるのか? と扇情的なコメント。 思わず、一目ぼれで即買いしてしまいました。 第一印象からは、 …